2007年10月04日

終わりに

歴史小説もどき「明日香幻想」、どうにか自分なりに書き終わりました。
書き出した頃に終わりと考えていたところは最終話の最後に入れ込んだところですがいろいろ考えると終着点はここまでの段階として新たに物語を発進させようと思います。

書き始めの頃は「書けないicon41ビジネス文書や議事録しか書けない私にもどきでも小説でも書けるわけないicon198」と、こっそり始めたのでこっそり投げ出そうと思っていました。
きっかけとなったのはほーーんの軽い気持ちでもしも、小説が書けたなら~だったのですがそれでもある方のアドバイスがなかったら「冗談」で終わっていたと思うし、背中を押して下さらなかったらとっくに挫折していたと思います。
この場を借りて改めてお礼を申し上げます♪♪♪

1本、書き終えて表現力の欠如や様々な反省がありますが一番の問題は歴史の解釈を書きたいのか、歴史上の人物を題材として小説を書きたかったのかがごちゃ混ぜになったこと。
だから中途半端な書き方になってしまい焦点がぼやけたままだったよな…と反省\(__)しています。
歴史上の人物を使うからって史実や解釈にこだわることはない。
今回の書き方は歴史上の出来事を展開させるのが第一でそこに登場人物を埋め込みましたが、出来事とは関係なく登場人物がそのキャラで勝手に物語を展開するような小説もどきでも良いのですよね。
それが結論です。
と、ここまで書かないと気が付かないのかぁ??とも言えますが(((^_^;)
なので自分自身の修正も含めまたゼロに戻り(1からではなく0からの出発ですね♪)書き始めようと思います。
まぁ、単純な私なので考えていることがバレバレで今後の展開が容易に想像できちゃうと思いますが今度は目的をハッキリさせて書いて行けたら♪と思っています。
(その前に新田部皇子を題材とした短編や高市天皇説と真逆になりますが例の長屋親王の木簡に特化した異聞長屋王の変も書いてみたい♪)
しかし一度書いてみてよーくわかりましたが私の場合ホントに発想だけならいろいろ湧いきます。
最終話の分もきっと私の思うとおりだったんだよ!なーんてメッチャ自信があるのがミソですが、シーンは書けてもそれを繋ぎ合わせるのが苦手で(涙)…
これは何かコツみたいなものがあるでしょうか?
もし、こんなことに気をつけると良いよ、なんてありましたらアドバイスを頂けたら嬉しいです。
あともうひとつ、この「明日香幻想」を書くにあたり初めての体験だったのでともかく書き上げることを第一の目標としブログにupの形をとりましたがこれはやはり無理があった、と自分では思っています。
ブログに文章を書くことに慣れている私が続けるには一番良い形だったと思いますが、小説らしさはないですよね。
最後まで書き終えた時点で今度は最初から文体を統一し、段落は1字下げをして、加筆修正してから自分のホームページに少しでも小説に近い形でupしようと思っていますのまずはそこからチャレンジです。
ただ続編を書いていますがこれがやはり通勤電車の携帯からでないと物語が思いつかない…。
なので、二度手間になってしまいますがプロットのつもりでブログにあげてまた形を整えていくしかないな…と感じています。
しばらくは明日香幻想の手直しと続編とW作業でしょうかね???
それで今回はゆっくり書きたいのでブログ村はここで卒業しようと思います。
今までたくさんの方がご訪問下さりとても感謝しています。
読んで下さる方がいることがわかるのは励みになりました。
こんな拙い文章ですが明日香幻想を読んでこの時代に関心を持ち本でも読んでみようか、とか、こんな解釈でもアリか、なんて思って下さる方がいらしたらこんなに嬉しいことはありません。
歴史に興味ない方でも読めるような、また、歴史に興味がある方にも読んで頂けるような文章を書けたら!と思っています。

読んで下さったすべての方へ
ありがとうございました。

なお、私自身のホームページは「jasmintea」のHNでjasminteaとティータイムで更新しています。
今後書き直した「明日香幻想」や続編等もこちらで必ずリンクをかけますのでよろしかったらお立ち寄り下さいませ。

追記
明日香幻想加筆修正版はで更新していますicon97


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 始めに (2007-04-17 21:27)

Posted by jasmintea♪ at 20:37│Comments(4)始めに
この記事へのコメント
はじめまして(笑)。
小説の完結、お祝い申し上げます。と、まだ続編が続くようですからとりあえず中締め? というところでしょうか。
それにしてもこのバイタリティーには敬服するしかありません。こういうものは継続こそが最も重要なことだと思っています。

小説については、これから推敲されて形を研ぎ澄ます作業を始められるのでしょうし、僕のような素人では何かを申し上げるのは僭越でしかありません。なので感想程度に。

文章については、徐々によくなっていくのを感じていました(こういう言い方が僭越^^;)。なんと言いますか、引き込む力のようなものが出てきたのかなと。乗ってこられたのでしょうか。

内容については言うことはありません。歴史解釈は各人十色ですし、「ははあなるほど」と楽しませていただきました。(^-^)
僕は小説は歴史小説よりもおそらくSFのほうが読書量は多い人間なのですが、中でも好きなのは時間ものです。従って、「雨乃」は「鵜野」におそらく取って代わるのであろうと思っていましたし、そのための複線もいくつか見つけては一人喜んでおりました。なので、このラストは意外でした。まあタイムトラベルものではなくてあくまで歴史小説であったのかと。では何故雨乃はこの時代にやってきたのだろうか。その必然性がよくわからず解釈に迷っています。^^; まあ僕はSFの読みすぎですね。

非常に台詞の多い物語でしたので、戯曲的なものを想定されておられたのかとも思います。僕ならあんなに人の言葉で繋げることなど出来ない。そこは凄いなとも思います。ただ、この時代の言葉を意識して使用されておられるが故に、現代人から見ると少し読みにくさは感じてしまうのですね。そこが古代を舞台にした戯曲の難しさなのかなと。この時代は台詞を多くすればするほど不利であろうと思うのです。
また戯曲であれば、地の文は神の声でもいいと思うのですが、この小説の場合は一人称で書かれることもあり(そればかりではなかったことがこの話を重層的にしているのでしょうが)、そこが難しかったのではと思います。
雨乃の一人称のときは現代人視点であるので読みやすい。しかし「朕」が一人称であるときには、また少し遠ざかってしまう。この戯曲的でありながら一人称で書く、しかもその一人称が換わっていくというのは本当に小説としては実験的です。そこに雨乃さんのこだわりがあったのかとも思いますが、ちょっと複雑ではありましたね。^^;

と、意味のわからないことばかり書いて申し訳ありませんでした。また最初から読み直してみたい欲求にかられます。そういうふうに思わせるところがこの小説の力なのでしょうね。
Posted by 凛太郎 at 2007年10月04日 23:48
凛太郎さん、初めまして♪
いやいや、ホントにおっしゃるとおり始めの方は何をどう書いて良いのかわかりませんでした。
今でもupしたものの読み返すとメチャ恥ずかしいです。
記事にも書いたように再スタートが必要&このあと考えている展開のためにも一度切った方が良いと考えました。

さてさて、いろいろ問題点を提起して下さり本当にありがとうございます。
会話を主に展開した方が情景をつかみやすいかな?と考えていましたが(私のイメージでは大河ドラマっぽい、感じです。)会話以外の部分は非常に苦労しました。
自分では理解できても読んで下さる方に見分けがつくだろうか?と。
今、考えている続編は主人公を変えようとしているので一人称もまた変わる。
それも男と女、それも恋人とか家族でもない2人…これはちと無理があるかなぁ?????
今までもストーリーが決まらないところは2から3本書いたみたのでもう少し先を書いてみて考えます。
明日香幻想もとりあえず地の声は雨乃に統一して書いてみようかな。
そのあとから続編着手の方が物語りの統一性がとれるかもしれないですね。
ご指摘、すごく勉強になりました!

たくさんの小説を読んでいらっしゃる凛太郎さんからの過分なお言葉、ホントに嬉しいです。
ありがとうございました。
Posted by 雨乃 at 2007年10月06日 00:17
雨乃様 はじめまして・・・

まずは、完結おめでとうございます。

僕は二次モノしか書いてないので、オリジナルでしかも13万時オーバーの大作が書けることを純粋に羨ましく思います(^_^) 僕の場合は、何しろ物語の土台になる世界観や設定は、全部借り物で書いているわけですから・・・卑怯な上に楽してます(^_^;) 歴史解釈や登場人物に合わせた歴史解釈以外の設定を煮詰めていないと、途中で破綻して書けなくなるのではないかと。そう言う意味では、確固たるものがあったからこそ書ききれたんだと思います。たぶんボヤけたのは、書きたいことが多すぎてどうたら良いの判らなくなったのではないかなと思います。それだけ想いのこもった作品だと思います。

雨乃さんをタイムスリップさせることで、硬くなりがちな歴史小説への取っ付きを良くしようとされたのかな。また雨乃視点でしかも一人称で書き出したのも、ソレだとは思うのです。が、途中からその設定自体が、書いている「雨乃」さんを窮屈にしてしまったような感じがみられました。やはり、世界観や裏にある設定を一から考えるのは、途轍もなく大変なんだなぁと、改めて感じました。これをベースにした加筆修正版も、長屋王編も・・・抱えてるネタは多そうですねぇ(^_^) とっても楽しみです。

一ファンとして、次回作を楽しみにしています。
Posted by griffon at 2007年10月06日 11:25
griffonさん、はじめまして♪♪♪

13万字も書いていたなんて知りませんでした。
書き終わったあとで、「あ、あの話も入れたかったのに忘れていた…」なんてのが多くて後悔ばかりです。
明日香幻想で取り残したものをうまく続編で反映できるようにしたいと思っています。
私の小説もどきは不安定ですが(不安だらけ?)さすがにgriffonさんのは安定感がありますよね。
表現や形式、すべてにおいてまだレベルが違うんだな、と思います。

雨乃をタイムスリップさせたのも、雨乃の視点で話を進めたのもgriffonさんが書いて下さったとおりです。
わかりやすいかと思ったことがどうもわかりにくさも招いてしまったようで、なかなか難しいです。

ネタは多くともちゃんと表現できるかが難しいですね~。
でもどうにか続編だけは書き終えたいと思っています。
これからもよろしくお願いしまぁす!!!!!!
Posted by 雨乃 at 2007年10月06日 23:42
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